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西日本豪雨で被害の物産館 5か月ぶり営業再開 東広島
2018年12月6日 20時51分西日本豪雨

西日本豪雨で大きな被害を受けた東広島市の物産館が、およそ5か月ぶりに営業を再開しました。

東広島市の「福富物産しゃくなげ館」は、地元の野菜の販売や特産のえごま油の製造などを行っていましたが、豪雨で近くの川があふれて水が流れ込み、営業を休止していました。

その後、内装工事などが終わり準備が整ったとして、今週、およそ5か月ぶりに営業を再開しました。6日は、再開を待ちわびた常連客などが次々に訪れ、従業員にお祝いの花を贈ったり、ねぎらいの言葉をかけたりしていました。

店がようやく再開しましたが、豆腐など加工施設でまだ作れない商品もあるということです。

70代の男性は「店の前を何度通っても休館中で寂しかったので、再開してうれしいです。待ちに待っていました」と話していました。

水脇正司館長は「この5か月間、何度もくじけそうになりましたが、耐えて頑張りました。お客さんにオープンを知らせられることを心からうれしく思います」と話していました。

施設では、今月16日に、野菜のトラック市などを行う災害復旧イベントが開かれます。