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住宅火災２人重体 札幌
2018年12月10日 21時51分

10日夜、札幌市豊平区の住宅から火が出て、90代の女性と60代の男性の２人が意識不明の重体になっています。
10日午後８時20分ごろ、札幌市豊平区の月寒東２条７丁目にある２階建ての住宅から火が出ていると近くに住む人から消防に通報がありました。

警察と消防によりますと、この火事で90代の女性と60代の男性の２人が病院に搬送されましたが意識不明の重体になっているということです。

また、火を消そうとした男性１人が窓ガラスで頭を切るけがをしたということです。現在も消防が消火活動にあたっています。

現場は札幌市の中心部から南東におよそ６キロ離れたところにある住宅が密集している地域です。
近所の男性「煙ひどく慌てた」
10日午後10時ごろに現場を撮影した映像では、住宅の２階部分から白い煙が上がっている様子が確認できます。周辺には煙が立ちこめ、消防隊員がはしごを壁にかけて２階部分の様子を確かめたり、消火作業にあたったりしていました。

近くに住む60代の男性は「車を車庫に入れようと思い裏の家を見たら煙が出ていた。すぐ消えると思っていたが、煙がひどくなってきて慌てた」と話していました。