高岡市職員、生活保護受給者名簿紛失
2018/12/10 18:36 現在
http://www.knb.ne.jp/news/detail/?sid=20383

 高岡市の職員が、生活保護受給者99人分の名簿を紛失しました。

職員は紛失が分かってから5日目の10日になって職場に報告していました。

「申し訳ありません」

高岡市によりますと、社会福祉課保護係でケースワーカーを務めている20歳代の男性主事が今月6日午前に、生活保護受給者86世帯99人分の名簿を紛失しました。

名簿には住所・氏名、電話番号が記され、福岡地区の対象世帯で不在者連絡票を書いたあと、名簿を車の屋根の上に置いたまま発進させたということで、今のところ、名簿は見つかっていません。

一方、職員が紛失を報告したのは10日朝でした。

職員は、紛失当日の午後は直属の係長が不在で、自分も翌日に休暇をとったためだと説明しているということです。

市の山本真弘社会福祉課長は、報告が無かったのは残念だと話し、対象者に謝罪するとともに、個人情報を持ち出す場合のルールを速やかに制定するとしています。