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SUBARU専務 検査不正の責任取り退任へ
2018年12月11日 18時23分自動車 無資格検査

自動車メーカーのSUBARUは、出荷前の車の検査で不正があったことの責任を取って、製造部門を担当する専務が来年3月に退任することを明らかにしました。

SUBARUの発表によりますと製造部門を担当する大河原正喜専務は、今月31日付けで代表権を返上したうえで、来年3月31日付けで、専務を退任します。

SUBARUでは、去年10月以降、資格を持たない従業員による検査や燃費の検査データの改ざんなどの不正が相次いで発覚し、大河原専務が、ことし6月に代表権を得たうえで立て直しを任されていました。

しかし、その後のことし9月にも、ブレーキやスピードメーターなどの検査で不正を行っていたことが明らかになったため、責任を取って退任することになったということです。

製造部門は来年1月1日付けで、販売会社の社長からSUBARUの副社長となる細谷和男氏が担当し、一連の検査問題の対応を行っていくということです。