12月13日 12時23分

12日夜、八戸市の製紙工場で、紙を製造する工程で使う大型のローラーの点検作業をしていた26歳の男性が、ローラーと支柱の間に挟まれて死亡しました。

12日夜10時すぎ、八戸市河原木の三菱製紙八戸工場の社員から、「ローラーと支柱の間に人が挟まれた」と消防に通報がありました。

挟まれたのは、関連会社の従業員で市内に住む吉田修也さん(26)で、ほかの従業員に助け出されて病院に運ばれましたが、頭や胸を圧迫されていておよそ1時間後に死亡しました。

警察や会社によりますと吉田さんは、紙のもととなる木の繊維をシート状にしたものを巻き取る、直径23センチ・幅4メートル70センチの横長のローラーと、それと平行に取り付けられた支柱の間に挟まれたということです。

また事故当時、吉田さんは、この設備に不具合が生じたため、点検作業をしていたということです。

警察で、事故の状況とともに工場の安全管理に問題がなかったか調べています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20181213/6080003321.html