https://www.jiji.com/jc/article?k=2018121400410&;g=soc

「被告人を懲役18年に処する」。14日の横浜地裁の判決で、裁判長が主文を言い渡した際、
石橋和歩被告(26)は動揺も見せず、淡々とした様子だった。

午前11時前、同被告は短髪に眼鏡、黒のジャージーの上下で入廷。亡くなった萩山嘉久さん
=当時(45)=の母文子さん(78)ら遺族の方を見ることはなかった。
 
判決理由読み上げの間は、落ち着かない様子も。腕を組み、あごを上げて裁判長を見詰めた。
首をかしげたり体を揺らしたりする場面もあった。
 
検察官の後方に着席し、終始メモを取り続けていた文子さんは、裁判長が「突然命を奪われた
(嘉久さんらの)心情は察するに余りある」と述べると、顔を強くしかめた。