日産自動車の前会長カルロス・ゴーン容疑者(64)が有価証券報告書に役員報酬を過少記載したとして逮捕された事件で、側近の前代表取締役グレゴリー・ケリー容疑者(62)が東京地検特捜部の調べに「(ゴーン容疑者の)退任後の報酬額は確定していないとの認識を西川広人社長と共有していた」と供述していることが14日、関係者への取材で分かった。

 西川社長を巡っては、ケリー容疑者が退任後の支払い名目を記した「雇用合意書」にサインしていたことが既に判明しており、改めて説明を求められそうだ。日産は「捜査に関わるためコメントは控える」としている。

2018/12/14 17:17
共同通信
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