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去年、厚木市で同居していた母親に火をつけ死亡させたとして、傷害致死の罪に問われている元住職の男に対する裁判員裁判で、検察側が男に懲役7年を求刑しました。

この裁判は、去年5月、厚木市金田の自宅兼寺で当時83歳の母親に灯油をかけて火をつけたマッチを投げつけ、全身にやけどを負わせて死亡させたとして、元住職の多田弘隆被告が傷害致死の罪に問われているものです。 これまでの裁判で、多田被告は起訴された内容について認めています。 きょうの裁判で検察側は「火を消すための行動をとるなどその場の状況を理解し、自分の行動をコントロールできていた。 精神障害の影響はそれほど大きくなく、責任能力がある」などとして懲役7年を求刑しました。 一方、弁護側は、「犯行には精神障害の影響があり、心神耗弱に該当する」と減刑を主張しました。 この裁判の判決は、今月17日に言い渡される予定です。

12/13(木) 13:58配信
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