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赤外線天文衛星「あかり」が小惑星を観測するイメージ(神戸大/JAXA/東大提供)

 神戸大や宇宙航空研究開発機構(JAXA)のチームは17日、赤外線天文衛星「あかり」で火星と木星の軌道の間にある「小惑星帯」を観測し、17個の小惑星に水の存在を示す鉱物を見つけたと発表した。小惑星は地球が誕生した際に水をもたらした有力候補の一つとされており、チームは「地球の水や生命の起源解明につなげたい」と期待を込めた。

 神戸大の臼井文彦特命助教(赤外線天文学)によると、これまで小惑星帯では、準惑星「ケレス」では水を含む鉱物(含水鉱物)が確認されていたが、一度に多くの小惑星から直接的に検出したのは初めてだという。

共同通信 2018年12月17日 18時55分
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