17日午前11時半ごろ、愛知県豊川市豊が丘町のアパート2階一室に住む男性(15)が「母が死んでいる」と近隣住民を通じて110番した。
県警豊川署によると、ブラジル籍のアルバイト、マキモリ・クラウジア・マユミさん(40)が血を流して倒れており、その場で死亡が確認された。
室内に大量の血痕があり、同署は殺人事件として捜査を始めた。

 同署によると、マキモリさんは寝間着姿でベッドの上でうつぶせに倒れていた。
頭と首に傷があり、付近に大量の血痕もあった。
男性は17日午前10時ごろに起床したら母親が倒れており、近所の人に通報を依頼したと説明した。

 この部屋はマキモリさん、いずれもブラジル籍の40代の夫、息子の男性の3人暮らし。
夫は連絡が取れなくなっており、同署は何らかの事情を知っているとみて捜している。

 現場はJR豊川駅の北東約2キロ。【井口慎太郎、駒木智一】

◇女性の遺体が見つかったアパート。駆けつけた警察官が鑑識作業をしていた=愛知県豊川市豊が丘町で2018年12月17日午後4時13分、井口慎太郎撮影
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毎日新聞 2018年12月17日 21時08分(最終更新 12月17日 22時02分)