業績不振から抜本的な経営再建策を検討している大塚家具が、中国の家具販売大手「居然之家(イージーホーム)」との業務提携を検討していることが21日、分かった。居然之家が大塚家具の商品を取り扱うことで、大塚家具は中国での販売を拡大して経営再建を図る狙いがある。

 居然之家は中国の電子商取引(EC)大手アリババ集団と資本提携しており、中国で200店以上の実店舗を展開している。大塚家具は全国の店舗の閉鎖や見直しを進めており、業務提携を通じてEC展開も強化するとみられる。

大塚家具の2018年1〜9月期決算は純損益が4年連続の赤字で、資金繰りにも懸念が生じていた。

共同通信 2018/12/21 09:11
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