12月22日 16時21分

22日から青森県と韓国を結ぶ定期便が週5往復に増えたことを受けて、青森空港で22日、韓国から訪れた乗客を歓迎するセレモニーが行われました。

青森空港と韓国のインチョン空港を結ぶ定期便は、ことしは、22日から来年3月30日までの期間、週3往復から週5往復に増えます。

県では、雪景色やスキーなど冬の観光資源を生かして外国人観光を誘致する取り組みを進めていて、増便となった初日の22日、青森空港で、韓国から到着した乗客を出迎えるセレモニーが行われました。

およそ150人の乗客が国際線の到着ロビーに現れると、県の職員らが拍手で歓迎し、韓国語で「こんにちは」を意味する「アンニョンハセヨ」や「いらっしゃいませ」を意味する「オソオセヨ」といったことばをかけていました。

また、1人1人にリンゴジュースなどをプレゼントしていました。

ソウルから初めて青森県を訪れたという39歳の男性は、「青森の温泉や冬の景色が楽しみです」と話していました。

県によりますと、韓国便の冬の搭乗率は、ことし1月は71.1%、2月は78.4%と非常に高い水準だったということです。

県観光国際戦略局の宮古曉国際誘客推進監は、「今回の増便は、観光客を増やす大きなチャンスなので、訪れた人に楽しんでもらえるように努めたい」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20181222/6080003407.html