来年2月に日本とEUのEPA(経済連携協定)が発効されることを見込んで、メーカー各社が、相次いでワインの価格を引き下げます。

 「サントリーワインインターナショナル」が来年2月の出荷分から値下げするのは、スペイン産の「フレシネ」など、EU産のワイン69品目です。出荷価格を1%から11%程度引き下げます。

 また、「アサヒビール」も、来年3月の出荷分からEU産のワイン40種類を値下げすると発表しました。対象となるのは、イタリア産の「ガンチア」やスペイン産の「ジネステ」などで、出荷価格を最大で17%引き下げます。

 両社とも、来年2月に日本とEUの経済連携協定が発効され、EUから輸入するワインの関税が即時撤廃となることを見込んだということです。

 大手2社が値下げを決めたことで、今後、他社も追随する可能性があります。(26日18:40)

12/27(木) 8:00
TBS系(JNN)
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