※夜の政治

 立憲民主党の阿部知子衆院議員が、政府が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設のため名護市辺野古沿岸で始めた土砂投入への抗議活動中、座り込み行為が道路交通法に抵触するとして警察官から排除されていたことが27日、分かった。阿部氏に同行していた関係者が明らかにした。

 関係者によると、阿部氏は25日午後2時ごろ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前での抗議活動中、2人の警察官に両腕を抱えられて別の場所へと移動を促された。関東、関西などから集まった約30人とともに座り込み活動をしていたという。

 阿部氏は27日、産経新聞の取材に対し「暴力的ではなかったが、強制的に排除された。問答無用で土砂を搬入するのは法治国家ではない」と語った。

 沖縄県警は「事実関係を確認している」と説明している。

2018.12.27 20:38|
産経ニュース
https://www.sankei.com/politics/news/181227/plt1812270015-n1.html
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