日弁連、たんの吸引めぐり人権侵害で勧告
12/29(土) 2:05

 日本弁護士連合会は、神奈川県内の特別支援学校に通う男の子に、痰(たん)の吸引などを学校側が行わないのは人権侵害にあたるとして、県の教育委員会に改善を勧告しました。

 神奈川県に住む綾崇さん(45)の長男・優太くん(8)は、人工呼吸器をつけていて、痰の吸引などの医療的ケアが必要で、共働きの両親のどちらかが常に付き添い、特別支援学校に通っています。

 おととし12月、神奈川県教育委員会は、人工呼吸器を外せない子どものケアについて、「保護者が責任を持つこと」とする通知を出していて、父親の崇さんは「教育を受ける権利を侵害している」と主張し、日弁連に人権救済の申し立てをしていました。

 申し立てを受けた日弁連は、検討を進めてきましたが、27日、教育委員会の通知について「不当な差別的取り扱いにあたる」と認定しました。そのうえで、「通知の内容は速やかに撤回されるべき」と指摘し、教育委員会などに人権侵害の状況を改善するよう勧告しました。

 父親の崇さんは「私の認識、考え方に全面的に沿った勧告内容であると考えています。この勧告によって、医療的ケア児の就学問題の議論が正常な方向に進んでいくことを願っています」とコメントしています。(28日19:41)

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20181229-00000007-jnn-soci

★1がたった時間:2018/12/29(土) 02:25:50.39
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