天皇陛下の代替わりに伴い、5月に新たな元号の使用が始まる。大きな時代の節目を迎える
2019年のスタートに合わせ、上毛新聞は平成生まれの群馬県民1000人(高校生以上の男女
各500人)を対象にアンケートを実施した。

 平成を引き継ぐ新たな元号について、政府は事前公表する想定で(1)漢字2文字(2)書きやすく
読みやすい(3)過去に使われていない―などの点に留意しながら選定作業を進めている。
明治、大正、昭和、平成の頭文字をアルファベットで表記したM、T、S、Hとの重複は避ける方向だ。

■「安」「和」が上位

 公表のタイミングとともに、どのような漢字が使われるのかは大きな関心事。元号に使ってほしい
一文字を自由記述で尋ねたところ、「安」を挙げた人が90人で最も多かった。

 11年の東日本大震災や昨年の本白根山噴火、西日本豪雨、北海道地震といった自然災害の
頻発を踏まえ「災害がない安心できる時代になってほしい」(川場村の25歳男性)、「自然災害が多い。
安心して暮らしたい」(草津町の29歳女性)など、安心を求めたいとする理由が目立った。

 このほか、渋川市の17歳女性は「不安の多い世の中に、安心感がほしい」と回答。桐生市の
17歳女性は「グローバル化が進む中でテロ対策に力を入れ、安心して暮らせる世の中になってほしい」と回答した。

タコソース
https://this.kiji.is/452578184032748641
http://Imgur.com/QIJUzFe.png