2019年元日 いきなり統計1位の記録も
樋口 康弘日本気象協会 本社樋口 康弘
2019年01月01日16:51
https://tenki.jp/forecaster/y_higuchi/2019/01/01/3173.html

二つのポイント解説へ
・2019年各地の表情
・年始の天気(2日と3日)

●2019年各地の表情

2019年の幕開けとなったきょう、太平洋側を中心に多くの地域で太陽が顔を覗かせ、日本海側の一部でも初日の出を拝むことが出来ました。その一方で、南シナ海には早くも台風が発生しました。1951年の統計開始以来最も早い記録となりました。この台風は日本の影響はなく、西へ進んでいく見込みです。

●年始の天気(2日と3日)

https://storage.tenki.jp/storage/static-images/forecaster_diary/image/3/31/317/3173/b/20190101164141/large.jpg

あす2日も、冬型の気圧配置が続き、真冬の空気が居座ります。
沖縄は、引き続き、曇り空で、雨の降る所がありそうです。九州から近畿にかけての太平洋側は、明け方までは一部で雨や雪の降る所がありますが、その後次第に晴れる見込みです。日本海側は雨や雪が降ったり止んだりが続きます。東海と関東は朝晩に多少雲が広がりますが、日中は引き続き、晴れて空気が乾燥する見込みです。北陸や東北と北海道の日本海側は雪で、山沿いを中心に更に積雪が増える予想です。東北と北海道の太平洋側は大体晴れる見込みです。

三が日最終日は、冬型の気圧配置が西から緩んでくる予想です。日本海側の雪も小康状態となり、太平洋側を中心に晴れる見込みです。

年末年始を故郷や行楽地で過ごし、これから帰路につく方が多いかと思います。今後も気象情報や交通情報を随時確認の上、時間にゆとりを持った行動を心がけて下さい。

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