2019年1月3日 21:54

3日午後2時20分ごろ、岐阜県下呂市馬瀬西村の空き地で、シカ猟をしていた近くに住むパート男性(65)の散弾銃が暴発し、そばにいた同市の職業不詳、岩口峰夫さん(71)の腰辺りに当たった。岩口さんは病院に搬送されたが、約2時間後に死亡が確認された。

県警下呂署によると、男性と岩口さんは地元猟友会に所属し、同日朝から他の6人と共に猟を始めていた。当時は猟を終え、男性が銃の弾抜きをしていた。弾は発射後に粒が散らばる散弾ではなく、大型獣用に使う「スラッグ弾」だった。

同署は業務上過失致死の疑いもあるとみて、暴発した経緯を詳しく調べている。男性が自宅にいた妻を介して119番した。〔共同〕

https://r.nikkei.com/article/DGXMZO39612690T00C19A1000000?s=0