東京都稲城市の原島茂市議(69)=同市矢野口=が同市内で道交法違反(酒気帯び運転)容疑で
現行犯逮捕されていたことが4日、警視庁多摩中央署への取材で明らかになった。
1日午前にあいさつで訪れた神社で焼酎やビールを飲んだ後、運転したという。

 逮捕容疑は1日午後2時半ごろ、同市のコンビニエンスストア駐車場で酒気帯び状態で軽ワゴン車を運転したとしている。
容疑を認めているという。

 同署によると、駐車しようとした際に男性(42)の車に接触。
男性の通報で駆けつけた同署員が呼気を調べると、基準値の3倍近いアルコールが検出された。
1日午前に神社で焼酎の水割り3〜4杯とビールをコップ2杯飲み、一度徒歩で帰宅。
その後、用事のため車を運転し、事故を起こした。
原島市議は3日に釈放された。

 市議会事務局によると、原島市議は2003年に初当選し4期目。昨年5月まで議長を務めていた。
原島市議は毎日新聞の取材に対し、議員辞職の意向はないとし「過ったことをしてしまい大変反省している」と語った。

毎日新聞 2019年1月4日 13時20分(最終更新 1月4日 13時43分)
https://mainichi.jp/articles/20190104/k00/00m/040/089000c