0001ガーディス ★
2019/01/07(月) 15:54:11.71ID:oJUxTv+o9山形県の冬の名物として知られる蔵王の樹氷が、見られなくなるかもしれない。枝や葉に氷雪をつける針葉樹アオモリトドマツに害虫被害が広がっているためだ。山頂付近はほぼ立ち枯れの状態で、麓に向かって枯死が拡大。雪の重みで枝が落ちたり、幹が折れたりすれば、樹氷ができなくなる。国は2019年度から植林を始めるが、関係者は「自然の芸術の再生は容易ではない」と危惧している。
樹氷は、日本海側からの風で運ばれた雪雲の中の水滴が、蔵王連峰のアオモリトドマツに繰り返し着氷し、降雪と相まって成長していく。1月下旬から2月にかけて最も大きくなり、「スノーモンスター」とも呼ばれる。
東北森林管理局によると、16年夏、体長3ミリほどの甲虫・キクイムシによる食害を初めて確認。蔵王ロープウェイ地蔵山頂駅南側区域(標高1500〜1660メートル付近)で、調査木60本のうち45本が食い荒らされていることが判明した。今年度には被害が60本全てに及び、標高1420メートル付近にも拡大。上空からの調査で、山頂駅周辺では調査木にとどまらず、ほぼすべての木の立ち枯れが確認された。
https://www.yomiuri.co.jp/eco/20190107-OYT1T50009.html
参考動画
https://m.youtube.com/watch?v=RDKgWj45X4U