燃料税引き上げへの抗議を発端に8週目に突入した「ジレ・ジョーヌ(黄色いベスト)」運動の
暴徒化に揺れるフランスで、女性たちが6日、暴力的な活動家から本来の平和なデモを取り戻そ
うと訴えてパリ市内を行進した。

パリでは5日、5万人が参加したジレ・ジョーヌのデモで一部が暴徒化し警察と衝突。デモ隊が
フォークリフトを使って政府庁舎の扉を突き破り、内部に侵入する騒ぎとなった。

ジレ・ジョーヌ運動は当初、燃料税の引き上げへの抗議から始まったが、次第に生活費の高騰や、
大企業を優遇し傲慢と見なされることの多いエマニュエル・マクロン仏大統領自身に対する抗議
へと変化してきている。

http://www.afpbb.com/articles/-/3205292