厳寒の中「平笠裸参り」 

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20190108/6040003064.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

厳しい寒さの中、無病息災などを祈って女性や子どもたちが練り歩く「平笠裸参り」が八幡平市で行われています。

八幡平市平笠地区の裸参りは、江戸時代に岩手山の噴火を恐れた人たちが
山が静まるのを願ったのが始まりと伝えられ、その後太平洋戦争の戦地に赴いた
夫や息子などの無事を願う女性たちが参加するようになりました。

8日は午前9時ごろ、地元の神社に集まった白装束姿の女性10人が
のぼりなどを持った上半身裸の男性たちとともに出発しました。
平笠地区近くの八幡平市松尾の午前9時の気温が氷点下5度3分まで冷え込む中、
参加者は和紙がついた長い竿や鈴を手に、集落を通る道をゆっくりと歩いて行きました。

沿道では一行を待つ住民の姿が見られ、ことし1年の無病息災や家内安全などを祈願していました。

地元の60代の男性、
「毎年祈願してもらっています。地元の伝統的な行事なので今後も続いてほしい」
と話していました。
また、参加した30代の女性は
「ことし初めて参加しました。3年連続で参加すると御利益があると言われているので、来年も参加したい」
と話していました。

一行は、市内の別の神社を目指しておよそ8キロを練り歩き、午後1時ごろに到着する予定です。

01/08 12:48