近代文学史に名を残す女性作家、樋口一葉(1872〜96年)の小説「たけくらべ」の自筆原稿が19日、東京都内のオークションに出品され、2100万円で落札された。
落札者は地方在住のコレクターの男性で、予想入札価格の1000万〜1500万円を大きく上回った。


 出品されたのは400字詰め原稿用紙75枚がとじられた和装本で、展示会などでその存在は知られていた。主催した毎日オークション(東京都江東区)によると、一葉没後は美術商が所蔵し、さらに別の個人の手に渡っていたという。

「たけくらべ」に2100万円=樋口一葉の自筆原稿が競売
2019年01月19日16時17分 https://www.jiji.com/jc/article?k=2019011900430&;g=soc