毎月勤労統計の調査不正を受け、国土交通省は所管する基幹統計について調査を行い、建設工事統計などで14件の問題があったと公表しました。

国土交通省が24日に公表した調査によりますと、所管する9つの基幹統計のうち7つで、14件の問題が見つかったということです。建設工事の動向を調べる「建設工事統計」では、おととし1月からおよそ2年間の施工高の数字がほとんどの月で間違っていたということです。

国土交通省によりますと、事業者からの報告書に誤ったものがあり、それをチェックせずに使用したということで、正確な数字を確認して、訂正しました。

そのほか港湾調査の統計が公表の期日よりも8か月遅れる事例などもあったということで、国土交通省は「チェック体制などが不十分だった。改善に全力で取り組んでいく」としています。

国交省、基幹統計で14件の問題見つかる
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20190125-00000030-jnn-soci
1/25(金) 6:48配信