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「戦意高揚に使われた」 志位氏、首相の明治天皇の歌引用に抗議


 共産党の志位和夫委員長は28日、安倍晋三首相が施政方針演説で引用した
明治天皇の歌について「日露戦争の最中読んだ戦意高揚のために使われた歌。
平和主義に真っ向から反する。強く抗議したい」と批判した。
国会内で記者団に語った。

 引用した歌は「しきしまの 大和心のをゝしさは ことある時ぞ
 あらはれにける」。西村康稔官房副長官は記者会見で「困難の時に
日本人が一致結束して乗り越えてきたことをうたったもの」と説明。
志位氏の指摘に対しては「全くそういう意図はない」と反論した。


毎日新聞【川辺和将】(2019年1月28日 19時07分、最終更新 1月28日 19時08分)
https://mainichi.jp/articles/20190128/k00/00m/010/200000c