(CNN) 米ノースカロライナ州で行方不明になり、丸2日以上たって森の中で見つかった3歳の男児は、森にいる間すっとクマと一緒だったと話していることが分かった。

ケイシー・ハサウェイちゃん(3)は22日、親類宅の庭から姿を消した。大規模な捜索の末、24日に無事発見された。

地元捜査当局者が28日、CNNに語ったところによると、ケイシーちゃんは搬送先の救急病院で、それまでどうしていたかを語り出した。森の中に友達がいて、その友達はクマだったと話したという。

同当局者によれば、この地域には確かにクマが生息しているものの、その1頭がケイシーちゃんと一緒にいたことを示す証拠はない。

だが最初の夜は氷点下まで冷え込み、2日目の夜には50ミリの雨が降る過酷な状況の中で、何かがケイシーちゃんの助けになっていたならよかったと、同当局者は指摘する。

地元保安官によると、捜索チーム寄せられた情報を手掛かりに向かった場所で、母親を呼ぶ子どもの声が聞こえた。ケイシーちゃんはそこから約36〜45メートル先の茂みで発見された。

ケイシーちゃんは今週、司法心理検査を受けることになっている。今は本人の体調を回復させ、家族との落ち着いた生活に戻すことを優先させているという。

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