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TDK売り上げ見通し下方修正 中国経済減速でスマホ部品不振
2019年1月30日 17時32分IT・ネット

大手電子部品メーカーのTDKは、中国経済の減速を背景にスマートフォン向けの部品の受注が減少したことから、ことし3月期の売り上げの見通しを下方修正しました。

発表によりますと、TDKは、中国を中心に、スマートフォンの販売が振るわないことから、スマホ向けのセンサーなどの受注が去年秋以降減少したとしています。

このため、ことし3月期の1年間の業績予想を下方修正し、売り上げは、従来予想の1兆4200億円から1兆3700億円に500億円引き下げました。

本業のもうけを示す営業利益も、従来予想の1200億円から1100億円へと100億円下方修正しています。
ただ、いずれも去年3月期に比べれば増収・増益を維持しています。

TDKの山西哲司常務執行役員は、記者会見で「中国経済の減速で去年11月から12月ごろに状況が大きく変わり、受注が落ち込んだ。この状況はある程度続くと認識している」と述べました。