三の丸尚蔵館で在位30年特別展 肖像画を初公開 宮内庁
毎日新聞 2019年2月1日 17時49分(最終更新 2月1日 17時50分)
https://mainichi.jp/articles/20190201/k00/00m/040/205000c

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初公開される天皇、皇后両陛下の肖像画=宮内庁三の丸尚蔵館提供

 宮内庁は2日から、皇居・東御苑にある三の丸尚蔵館で、天皇陛下の在位30年と、天皇、皇后両陛下の結婚60年を記念する特別展「御製・御歌でたどる両陛下の30年」を開催する。同庁が画家の野田弘志さんに制作を依頼した肖像画を初公開する。4月21日まで。

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天皇陛下が2018年の「歌会始の儀」で詠まれた歌を書いた懐紙=宮内庁三の丸尚蔵館提供

 肖像画は2メートル四方の油絵で、寄り添われる両陛下が描かれている。また、毎年の「歌会始の儀」で詠んだ歌や、関連する写真も展示。被災者や戦争の犠牲者を詠んだ歌などがあり、担当者は「国民への思いが凝縮されている」と話す。両陛下が歌を書いた懐紙やご家族を撮影した写真も紹介する。

 入館無料。月曜、金曜休館(ただし、2月11日は開館し翌12日が休館)。