大阪城公園に複合劇場施設オープン 伝統文化と映像技術を融合させ記念公演


 吉本興業など民間13社や官民ファンドでつくる「クールジャパンパーク大阪」は
1日、大阪城公園(大阪市中央区)の複合劇場施設のオープンを記念し、
日本の伝統文化と最先端の映像技術を融合させたレビュー
「KEREN(けれん)」を25日から始めると発表した。

 1日、制作陣による記者会見が大阪市内であり、ショーの一部も
披露された。複合劇場施設「COOL JAPAN PARK OSAKA」は三つの
ホールを備え、23日にオープンする。KERENは1144席の「WWホール」で
公演。近畿各地を舞台に殺陣や歌舞伎、日本舞踊といった伝統文化に、
忍者や妖怪も登場するタップダンスやミュージカル、プロジェクション
マッピングなども交え、世界に通じるステージを目指す。題名は歌舞伎の
奇抜な演出を指す「外連(けれん)」から。テレビ番組「笑っていいとも!」
などの構成を手がけた高平哲郎さんが脚本、演出を担当する。

 公演は約半年続ける予定。料金は大人5000円から。


毎日新聞【用貝成子】(2019年2月1日 20時24分、最終更新 2月1日 20時24分)
https://mainichi.jp/articles/20190201/k00/00m/040/275000c

大阪城公園の新ホールでオープン記念に公演される「KEREN」の一場面
=大阪市内で2019年2月1日午前11時7分、山田尚弘撮影
https://cdn.mainichi.jp/vol1/2019/02/01/20190201k0000m040274000p/0c8.jpg