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女児死亡 アンケートを父親に 市への抗議など800件余
2019年2月2日 6時07分

千葉県野田市の教育委員会が、いじめのアンケートに父親からの暴力の被害を訴えた小学生の回答を父親に渡していた問題で、1日までに市民などから抗議や批判の電話が、合わせて800件余り寄せられたことがわかりました。

千葉県野田市で小学4年生の女の子が死亡し、傷害の疑いで父親が逮捕された事件をめぐっては、去年1月、市の教育委員会が、いじめのアンケートに暴力の被害を訴えた女の子の回答のコピーを、父親に渡していたことがわかっています。

市によりますと、1日までの2日間で、市民などから「どうして加害者側に回答を渡したのか」とか「女の子の命を救えなかったのか」といった抗議や批判の電話が、合わせて800件余り寄せられたということです。

また、ほかにも死亡した女の子が通っていた小学校を名指しして、脅迫的な内容のメールも届いたということで、市は近く警察に相談するということです。

野田市は「批判の声を重く受け止め、再発防止に努めたい。一方で、子どもの生活や心身に影響を与えるような行為は絶対にやめてほしい」と話しています。