https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190203/k10011801341000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_004

盗難や知らずに購入も… 所在不明の文化財 HPで情報公開
2019年2月3日 4時16分

盗難などで所在がわからない文化財の発見につなげるため、文化庁は、今月から写真を載せたホームページを立ち上げ、情報提供を呼びかけています。

文化庁によりますと、国宝と国の重要文化財に指定されている仏像や掛け軸など1万点余りのうち、147点の所在が分からなくなっていて、このうち28点は盗難されたとみられているということです。

また、盗難された文化財と知らずに購入した人が所有しているケースもあるということです。

こうした所在がわからない文化財の発見につなげるため、文化庁は、1日から147点に関する写真のほか、実際の大きさや材質、それに、問い合わせ先などを掲載したホームページを立ち上げました。

中には、写真が残っておらず、掲載されていないものもありますが、4月からは、都道府県が指定したものなども自治体の要望に応じて掲載していく方針です。

担当する文化庁の文化財第一課では「1件でも多くの文化財の発見につなげたい」と情報の提供を呼びかけています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190203/K10011801341_1902022030_1902030416_01_02.jpg