0001さやか ★
2019/02/03(日) 08:05:13.80ID:1eiik5Y49民主党ではトランプ大統領の再選阻止に向け、党内左派を中心に候補者の出馬表明が相次ぐ。
医療保険制度や税制をめぐって急進的な政策を打ち出し、論争は早くもヒートアップしつつある。
支持率で上位につけるカマラ・ハリス上院議員(54)は先月下旬の出馬表明で、高齢者向けの公的医療保険を全国民に拡充する「メディケア・フォー・オール」の導入を掲げた。
民間保険を廃止して公的保険に一元化することで、「国民の基礎的な権利」と訴える医療保険の不安が解消されると強調する。
この制度は、大統領選に意欲を見せるバーニー・サンダース上院議員(77)が16年予備選で提唱した。
対抗馬だったクリントン元国務長官から「実現不可能」と批判されたが、今回は既に出馬表明したキルステン・ジルブランド(52)、コリー・ブッカー(49)両上院議員ら他の候補も政策に掲げる。
全ての医療費を公的保険で賄った場合、年間数兆ドル(数百兆円)の予算が必要との試算もある。
共和党が反対する中で実現を目指せば「政権の体力を全て奪いかねない」(米メディア)難しい課題だ。
それでも、党内でより大きな影響力を持つようになった左派の支持者の期待は大きい。
急進的な改革論争は税制でも繰り広げられる。
エリザベス・ウォーレン上院議員(69)は、超富裕層の資産に最低2%を課税する「富裕税」を検討。
ハリス氏は、中低所得者層への約3兆ドル(約330兆円)規模の大型減税も表明している。
一方、先鋭的な政策が争われがちな予備選とは対照的に、共和党候補と戦う来年11月の本選は「より穏健な候補」が支持を集めやすいという見方もある。
穏健派では、党内に幅広い支持を持つジョー・バイデン前副大統領(76)が出馬のタイミングをうかがう。
予備選初戦となるアイオワ州党員集会は来年2月3日。
民主党は今年6月以降、候補者による討論会を順次開催し、政策論争を本格化させる。
▼ 写真
カマラ・ハリス米上院議員=1月27日、カリフォルニア州オークランド
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