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住民一人一人の避難計画「マイ・タイムライン」 人材養成講座
2019年2月3日 13時54分

4年前の関東・東北豪雨をきっかけに普及が進められている、住民一人一人の避難計画「マイ・タイムライン」を地域で広めてもらおうと、講師となる人材を養成する講座が茨城県つくばみらい市で開かれました。

マイ・タイムラインは、水害に備えて住民一人一人がみずから立てておく避難計画で、4年前の関東・東北豪雨をきっかけに鬼怒川流域の自治体や国土交通省などが普及を進めています。

3日は地域でも広めてもらおうと、講師となる人材を養成する講座がつくばみらい市役所で開かれ、自主防災組織のメンバーや防災士の資格をもつ市民などおよそ50人が参加しました。

講座では、国土交通省下館河川事務所の担当者が、マイ・タイムラインを手軽に作ることができる教材を紹介し、地域の寄り合いなどで活用してほしいと呼びかけました。

そのうえで、マイ・タイムラインを作成する前に、自分が住んでいる場所はどのようなリスクがあるのかハザードマップなどで確認することや、各家庭の事情に合わせてどのような備えが必要か整理することが大切だと説明しました。

参加した40代の防災士の女性は「学校教育や児童クラブなどで子どもたちに教えられる機会を設けたい」と話していました。

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