0001みつを ★
2019/02/06(水) 18:49:44.62ID:E5Yvnb1p9茨城県と東京都が水道災害時協定
02月06日 12時53分
大規模な地震などの災害の際、水道の復旧や給水活動のために全国から集まる人たちの活動を支援しようと、県の企業局と東京都の水道局が覚書を交わし、それぞれの地域が被災した時の後方支援拠点として相互に協力していくことになりました。
阪神・淡路大震災や東日本大震災では水道網に大きな被害が出たため、全国から水道の復旧や給水活動に当たる人が被災地を訪れましたが、復旧に時間がかかり、滞在が長期間に及ぶ中で、宿泊場所や食料などをどのように確保するかが課題となりました。
こうした状況を改善するため、県企業局と東京都水道局は、覚書を交わし、災害時にそれぞれが支援拠点としての役割を果たすことで連携することになりました。
具体的には茨城県か東京都のどちらかが被災した場合、もう一方の地域が救援部隊の宿泊場所や食料などを確保し、そこから被災地に通って、復旧活動に当たってもらうということです。
県企業局によりますと、水道事業者どうしのこうした協定は全国で初めてだということです。
県企業局企画経営室では「首都直下地震が起きれば、多くの救援部隊が東京に集まることが想定されるので、都内から1時間半ほどの距離にある茨城は後方支援拠点としての役割を果たすことができる。茨城が被災した際には東京にも同じような役割を期待したい」と話しています。