0001茗荷 ★
2019/02/07(木) 17:39:56.91ID:Go7UxMWx9トンネルを建設する深山は湿地東側のラムサール条約登録範囲内にあり、湿地に流れる地下水の水源の一つとなっている。
鉄道・運輸機構によると、新幹線の通常の山岳トンネルは馬てい形の断面で地下水を集めて排水するが、深山トンネルは直径約10メートルの円形断面で、トンネル内に地下水を引き込まないよう全周を防水シートで覆う。この「非排水型」の円形断面の構造は地下水の減少を抑制する効果があり、北陸新幹線ルートでは初の採用という。
掘削工事は同市大蔵側の山の斜面で始まり、地表からの高さ約30メートルの位置まで上る工事用道路が整備され、既にトンネル構造物の一部が設置された。貫通はおおむね1年後、完成は2020年夏か秋頃の予定。
トンネル工事に伴う環境管理計画は、水環境や動植物などの専門家らでつくる委員会の審議を経て昨年10月に策定。湿地周辺の沢水や観測井戸で工事業者が毎日、地下水位や流量を計測するほか、水質分析も季節ごとに年4回行う。
万が一水位低下などの影響が出た場合は、速やかに水位を回復させるため応急対策を用意。湿地の「後谷(うしろだに)」から流れ出る水をポンプを使って源流の湧水箇所に還流させる方法で、既に配管などを整備した。
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2019年2月7日 午後5時10分
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/792543