たまたま
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20190207/0012413.html

堺市長資金管理団体も不自然記載
02月07日 18時12分
大阪・堺市の竹山市長の後援会が政治資金収支報告書に実際とは異なる記載をしていた問題で、市長本人の資金管理団体の収支報告書にも寄付金の記載に不自然な点があることがわかりました。

竹山市長は7日、資金管理団体の会計も含めて精査する考えを示しました。

堺市の竹山市長の後援会は、過去2回の市長選挙があった年に支援団体から受け取った寄付金735万円を政治資金収支報告書に記載していなかったほか、政治資金パーティーの収入も実際とは異なるおおよその金額を記していました。

さらに竹山市長の資金管理団体で、本人が代表を務める「21世紀フェニックス都市を創造する会」の収支報告書にも小口の寄付金に関して不自然な記載があることがわかりました。
5万円以下の小口の寄付は、寄付者の名前や金額などを個別に記載する必要はなく、「その他の寄付」の欄に総額だけを書くことになっています。

こうした小口寄付の総額は1000円や1万円単位で端数が出るのが自然ですが、竹山市長の資金管理団体は平成28年は200万円ちょうど、平成29年は500万円ちょうどと、きりのいい金額が記されていました。

竹山市長は、これまでの取材に対し、正確な金額ではない可能性を認めていて、7日、記者団の取材に応じた場で、「資金管理団体の会計も含めて、総点検をしたい」と述べました。
そのうえで来月末までに結果を公表する考えを示しました。
一方、堺市議会は今月12日から始まる本会議の初日に、この問題に関する緊急の質疑を行うことを決めました。