※週末政治スレ
「衆参ダブル」首相に提案も=自民・甘利選対委員長インタビュー
2/10(日) 8:35配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190210-00000016-jij-pol

 自民党の甘利明選対委員長は9日までに、時事通信のインタビューに応じた。

 今年は4月の統一地方選と夏の参院選が重なる12年に1度の「亥(い)年」で、野党の動向によっては参院選に合わせた衆院解散・総選挙を安倍晋三首相に提案する考えを示した。主なやりとりは次の通り。

 −亥年の選挙は与党が苦戦する傾向にあるが、どう臨むか。

 亥年選挙のトラウマは払拭(ふっしょく)し、ジンクスを変えたい。むしろ与党にとってやりがいのある選挙にしたい。選挙公報はネットメディアについても、より今風にやっていきたい。

 −山梨県知事選など指揮を執った地方選で支援する候補が当選した。勝因は。

 自民党、公明党の旗の下に勢力がどれだけ集えるかだ。

 −統一地方選では保守分裂となる地域もある。

 内に向けての不満を外に向けて結集させるにはどうするかというのは永遠の課題だ。(候補者選定に向けた)合意形成の仕組みを見直す必要がある。公正、透明な選定手続きを党本部と都道府県連とで協議すべきではないかと思っている。

 −分裂選挙となった場合、参院選への影響は。

 終わった後は必ず結集するということを条件に(推薦などの)判断を出している。

 −夏の参院選で与党の勝敗ラインは。

 第1ハードルは自公で過半数を取ること。(衆参で)ねじれが起きないというのが至上命令だ。その上で達成すべきは安定多数。主要委員長を取って、なおかつ運営に支障を来さないというのはさらなる目標だ。

 −比例代表で今回から導入される「特定枠」について、鳥取・島根、徳島・高知の2合区から出馬しない現職の救済以外で活用する考えは。

 ない。

 −特定枠導入による比例選への影響は。

 最初から二つ順位が下がっているということを前提に取り組んでもらいたいと言っているし、これからも徹底していきたい。(特定枠導入を比例候補の)危機感にしていきたい。

 −衆参ダブル選の可能性は。

 首相は現時点では、みじんも考えていない。ただ、野党が選挙のためだけの野合をするなら、勝つために(首相への)どんな提案もいとわないという姿勢を取らないといけない。