「キャッシュレス化に乗り遅れるな」とあおる雑誌記事が目に付く。今やICカードやスマートフォンを使った決済は珍しくない。政府も昨年、キャッシュレス決済率の目標を2年前倒しして2025年には現在の約2倍の40%に引き上げる提言を発表した。このような性急な流れに、同志社大大学院教授の浜矩子さんは「怪しさ、いかがわしさを感じる」と懸念する。【石塚孝志】

 キャッシュレスの話題といえば、スマートフォン決済サービス「ペイペイ」が昨年12月に実施したキャンペ…

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2019年2月13日 東京夕刊
https://mainichi.jp/articles/20190213/dde/012/020/016000c