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長女に暴行死の疑いで逮捕の母親 数日にわたり暴行か 山口
2019年2月15日 5時52分児童虐待

生後2か月の長女に暴行を加え死亡させたとして山口市の24歳の母親が逮捕された事件で、女の子の頭には、1日以上の間隔を空けてできたとみられる複数の脳内出血の痕があったことが捜査関係者への取材でわかりました。警察は母親が数日にわたって暴行を加えた疑いがあるとみて調べています。

この事件で逮捕された山口市の無職、安部玲伽容疑者(24)は、母親や子どもを保護する「シェルター」と呼ばれる施設で生後2か月の長女の莉結愛(りゆな)ちゃんの頭に複数回の暴行を加えて死亡させたとして傷害致死の疑いが持たれています。

警察によりますと、調べに対し、黙秘しているということです。

その後の警察の調べで、長女の頭には1日以上の間隔を空けてできたとみられる複数の脳内出血の痕があったことが捜査関係者への取材でわかりました。

山口県によりますと、長女は児童相談所に保護されていましたが、安部容疑者が育児の意思を示したため、先月29日から施設で一緒に暮らしていたということで、警察は、死亡しているのが見つかるまでの2週間の間に、数日にわたって暴行を加えた疑いがあるとみて調べています。