0001水星虫 ★
2019/02/19(火) 12:30:38.24ID:6CbBhfUh9*ソース元にニュース画像あり*
http://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20190218/2060002063.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
滋賀医科大学などの研究グループは、動物が個体どうしで互いに作用し合い、
同じ方向を向くなどして群れをつくると予想されていた法則を、体長1ミリに満たない
「線虫」の群れの実験で初めて裏付けることができたと発表しました。
これにより、動物の集団行動の解明のほか
ロボットなどの集団を制御する技術開発に応用できるとしています。
この研究は、大津市にある滋賀医科大学神経難病研究センターの杉拓磨助教らのグループが行いました。
リーダーによる指示などがない状態で動物が自然につくる群れは、
▼個体の数や、▼個体どうしの相互作用など、条件によって1つの共通した法則で
説明できると予想されてきましたが、実験では証明できていませんでした。
このため、グループでは「線虫」を大量に飼育した際、個体の数が増えるに従って
棒状に集まった群れが徐々に網目状につながっていくことに着目し、実験を行いました。
実験では飼育する湿度を上げて個体どうしの作用を強めるなど、条件を変えると
群れの編み目の形が変化し、それが共通の法則で予想された形と一致したということです。
これにより、鳥や魚などほかの動物が大規模な群れをつくった際、1つのかたまりとして
同じ方向に向かう現象が同じ共通の法則で説明でき、動物の群れの
メカニズムの解明につながるとしています。
研究グループの杉助教は、
「今回の成果は渋滞や災害のときの人の集団行動の解析やロボットの
集団を制御する技術への応用も大いに期待できる」と話しています。
この研究成果は、18日発行されたイギリスの科学雑誌
「ネイチャー・コミュニケーションズ」の電子版に掲載されています。
02/18 19:35