0001一般国民 ★
2019/02/21(木) 08:00:41.60ID:UV5L3gr49千葉県野田市で小学校4年生の女児が父親の虐待で死亡した事件は、
自分の父親に繰り返し虐待された痛ましい事件だ。
加えて、腹立たしいのは、児童相談所が女児を一時保護していながら、保護を解除して家に帰したり、何度も「SOS」が発せられていたにもかかわらず、学校などがそれを見落としたりして、対応を誤ったことだ。
素人目に見ても、なぜこういうことになってしまったのか、不思議で仕方ない。
とりわけ驚いたのは、女児が「父親からいじめられている」
ことを伝えた小学校のアンケートのコピーを、
野田市教育委員会が父親に渡していたことだ。
市教委では、父親から強く迫られて、担当者が渡してしまったと説明している。
父親が威圧的だったとはいえ、それにしても情けない話だ。
事件の経緯を考えても、学校や教育委員会などは、
通告情報は一切明かすべきではない。保護者が威圧的な場合には、
警察などの複数の機関で共同対処することくらいは直ちに行うべきだった。
● 縦割りで情報共有できず 経験のある専門職員が不足
その上で、改めて考えさせられるは、
(1)DV(Domestic Violence)と児童虐待の認識の違いと、
(2)児童相談所職員の経験不足の問題である。
DVは、もともとの英語では、夫婦間暴力の意味だったので、
児童虐待をDVに含めるのは間違いとされている。
言葉の問題としてはそれで正しいのだろうが、実態として、DVがあると、
児童虐待も行われている例が多いのだから、
児童虐待をDVと切り離して考えるのは、実務上、きわめてまずいことだ。
今回の事件を防げなかった野田市役所では、児童虐待の窓口は児童家庭課、
DVの窓口は人権・男女共同参画推進課と分かれている。
野田市は、DVはあったと認識していたが、
縦割り組織のため情報が共有できずに、
児童虐待まで予想できなかったようだ。
※1ページ目を引用(記事は3ページあります)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190221-00194694-diamond-soci
2/21(木) 6:00配信 ダイヤモンド・オンライン