宇和島市の住宅で、75歳の父親の遺体を放置したとして、同居していた44歳の長男が死体遺棄の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、宇和島市大浦の無職、戸田雄一容疑者(44)で、警察によりますと、2月7日から20日にかけて、同居している75歳の父親の遺体を自宅に放置した死体遺棄の疑いが持たれています。戸田容疑者は父親と2人暮らしで、きのう、父親の弟から消防に「最近、姿を見ないので訪ねたら亡くなっていた」と通報があり、警察が確認したところ、父親が寝室の布団の上で死亡しているのが見つかりました。父親が最後に生存を確認されたのは今月7日で、遺体には目立った外傷はないということです。警察が駆けつけた際、戸田容疑者は自宅にはおらず、捜索の結果、宇和島市内で確保され、調べに対し「死亡していることは知らなかった。寝ていると思っていた」と供述し、容疑を否認しているということです。警察は、父親の死因や詳しいいきさつを調べています。

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