0214名無しさん@1周年
2019/02/22(金) 00:24:53.92ID:1JaOJC+g0もう1つの理由が効率的な店舗運営のためです。
コンビニでは、商品の品出しや検品、掃除などの作業は、客が少ない深夜に集中して行います。そうすることで、来店客が多い
日中の時間帯は販売に専念できるような仕組みにしているのです。
実は各社は、これまでに深夜に店を閉める実験を行ったことがあります。しかし、いずれも、店舗運営や売り上げに課題が出た
と言います。
例えば、セブン‐イレブンが深夜早朝の営業を取りやめた際には、客が多い日中の時間帯に掃除をしなければならないなど、
かえって作業量が増えてしまい、負担軽減にはつながらなかったといいます。
また、売り上げも思わぬ影響がありました。商品の売れ残りを防ごうと発注を絞った結果、陳列棚で商品の不足が目立つようになり、
昼間の売り上げも減ってしまったそうです。午前7時から午後11時までの営業にした場合、売り上げは3割も減少すると見ています。
ローソンが同様の実験を行った際には、利用客がほかのチェーンに流れてしまい、加盟店側から24時間営業に戻してほしいという
要望があったと言います。
このほか、食品の製造や物流も24時間営業を前提に態勢が構築されています。トラックの配送ルートから、弁当やサンドイッチなど
の食品を、食品工場で、いつどれくらいの量をつくるのかといったことまで、綿密に組まれています。
24時間営業を見直すことは、店舗の運営にとどまらず、物流や製造の仕組みまでも見直すことにつながるのです。