国土交通省は22日、駅構内に持ち込まれた刃物や爆発物など危険物の検知を目指し、乗客の衣服内に隠れた物の形状を調べる装置を使った実証実験を行うと発表した。3月4〜7日に東京メトロ霞ケ関駅(東京都千代田区)の日比谷公園方面改札で実施。予算は1000万円を計上している。

 国交省によると、使われる装置では、人や物から自然放射される電磁波のテラヘルツ波をモニターで映像化。衣服に隠れた物がある場合、その形状が明らかになる可能性があるという。(2019/02/22-16:52)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019022200964&;g=soc