0001次郎丸 ★
2019/02/23(土) 01:15:12.69ID:xXgyyahQ92019.2.22 22:23
https://www.sankei.com/world/news/190222/wor1902220026-n1.html
【北京=西見由章】16日に北京市内で死去した毛沢東の元秘書で、党改革派の重鎮だった李鋭氏に対する追悼の声が中国国内で広がっている。一方、李氏の葬儀は厳戒態勢が敷かれ、党長老でありながら党中央に「敏感」な人物として扱われていることが改めて浮かび上がった。
李氏は1958年に水利電力省次官と毛沢東秘書を兼任したが、59年に失脚。毛死去後に名誉回復され党中央組織部常務副部長などを歴任し、引退後は改革派雑誌「炎黄春秋」の後ろ盾として中国の自由化を求め、しばしば党中央に直言していた。
中国の歴史学者、章立凡氏は李氏について「毛沢東や共産党体制について、彼ほど深く暴き出し、批判できる人物はいなかった」と指摘。「歴史の体験者であり、体制の批判者でもあった」と論じている。
101歳で死去した李氏の告別式は20日、北京の八宝山葬儀場で執り行われ、数百人が参列した。現場では多数の制服・私服警官が警戒にあたり、「招待状のある親族などしか参加できない」として外国メディアの記者を排除した。通常、告別式の会場入り口に掲げられる故人の名前を記した横断幕がなく、誰の葬儀なのかは外観からは分からない状況だった。
香港メディアによると、李氏のひつぎは党旗で覆われ、習近平国家主席や李克強首相ら党幹部から花輪が告別式会場に送られた。
米国在住の李氏の娘、李南央氏は、李氏が生前に「党旗に包まれることを望んでいなかった」と公表しており、参列しなかった。
中国の著名ジャーナリスト、高瑜氏はツイッターで、同氏と人権派弁護士の浦志強氏が当局から告別式に出席しないよう通達を受けたと明らかにした。