米朝首脳会談に向けて北朝鮮を出発した金正恩委員長が24日、中国の天津を訪れたことがわかった。

23日に特別列車で平壌を出発した金委員長は、24日午後、経済開発区がある天津を訪れた。
経済優先の路線に舵(かじ)を切った金委員長としては、国家統制下で発展をとげた中国式の市場経済を参考にする狙いもあるとみられる。

金委員長はまた、天津で中国政府の高官とも会談したという。

一方、27日から米朝首脳会談が行われるベトナム・ハノイの空港には、24日、北朝鮮の輸送機が到着した。
スーツ姿の一団は金委員長の警護チームを含む100人規模の先遣隊とみられ、金委員長の宿泊先として有力視される高級ホテルに移動した。

こうした中、北朝鮮の金革哲特別代表は24日午後、アメリカ側のホテルを訪れ、4日連続となる実務者協議に臨んだ。
アメリカのビーガン特別代表は、24日夜、宿泊先を出て夕食をとるなどリラックスした様子も見せていて、非核化をめぐる大詰めの交渉の行方が注目される。

(ソース)日テレ
金正恩氏“中国式”市場経済を参考に?
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2/25(月) 6:19配信