https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190226/k10011828061000.html

千葉県野田市で小学4年生の女の子が死亡し両親が逮捕された事件で、母親が
「冬休みごろから娘を夜も廊下で寝させていた。娘が部屋にいるのを見つけると夫が怒って
廊下に出していた」などと供述していることが捜査関係者への取材で分かりました。
警察は虐待がエスカレートしたいきさつを調べています。

先月、千葉県野田市の小学4年生、栗原心愛さん(10)が自宅の浴室で死亡しているのが
見つかった事件では、冷水のシャワーをかけるなどしたとして父親の勇一郎容疑者(41)と
母親のなぎさ容疑者(32)が傷害の疑いで逮捕されました。

なぎさ容疑者は去年の末から先月初めごろにかけても夫による暴行を止めなかったなどとして
25日傷害の疑いで再逮捕されました。

捜査関係者によりますと、なぎさ容疑者はこれまでの調べに、「冬休みごろから娘をほとんど廊下と
浴室で過ごさせ夜も廊下で寝させていた。娘が部屋にいるのを見つけると夫が怒って廊下に出していた」
などと供述しているということです。

また「自分の意思で娘に食事を与えないことがあった」とも供述しているということです。

心愛さんは冬休みが終わっても学校の欠席が続き、亡くなったときは自宅の浴室に倒れていて、
警察は虐待がエスカレートしたいきさつを調べています。