0001次郎丸 ★
2019/02/27(水) 17:34:30.62ID:Mb9ZT1aA9毎日新聞 2019年2月27日 17時13分(最終更新 2月27日 17時19分)
https://mainichi.jp/articles/20190227/k00/00m/030/168000c
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【ハノイ西脇真一】北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）朝鮮労働党委員長が米朝首脳会談のため、ベトナムの首都ハノイを訪れている。
これを複雑な思いで見守るのが、金委員長の異母兄、金正男（キム・ジョンナム）氏が2017年2月、マレーシアで殺害された事件で、殺人罪に問われているベトナム人の女の父、ドアン・バン・タインさん（65）だ。
「助けてくれと言いたい気持ちはあるが、自分には何もできない」。そんな思いを言葉少なに話した。
クアラルンプール国際空港で正男氏が猛毒のVXガスで殺害された事件で、タインさんの5番目の子供ドアン・ティ・フオン被告（30）は、インドネシア人の女と共に実行役として逮捕された。
マレーシア警察は北朝鮮籍の男4人を指名手配、国家ぐるみの犯行が疑われている。「娘がそんなことをするとは思わない。100％無実を信じている」とタインさんは語る。金委員長のベトナム訪問について「知ってはいるが、詳しいことは何もわからない」という。娘のフオン被告とは逮捕後、マレーシアで面会してから会っていない。
ベトナムと北朝鮮は伝統的な友好国だが、事件後、関係は冷え込んだ。それでも今回、ベトナム政府は金委員長の受け入れを決めた。「ベトナム側にもいろんなメリットがある」（ハノイの外交関係者）と指摘されている。
一方で、タインさんは今も難しい立場に置かれているようだ。タインさんの自宅に記者が招き入れられて数分後、地元の公安当局者が突然やって来た。
「人民委員会の許可がなければ取材は許さない」。タインさんは伏し目がちになり、口はさらに重くなった。それ以上、話を聞くのはあきらめざるを得なかった。
※以下省略
