https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190228-00010000-mbsnews-bus_all&;p=1
大連の中心部にある「中山(ちゅうさん)広場」。円形の広場の周りには日本の統治時代に建てられた近代建築があり、いまも大連の代表的な景観として保護されています。日本と関係の深い大連。その郊外に「小さな京都」が出現したといいます。車で約1時間、そこにあったものは…

「最近、大連にできた本格的な日本式の温泉ホテルです。このたたずまい、まるで日本の高級旅館のようです。屋根の瓦も本格的です。」

大連ではここだけという、靴を脱ぐスタイル。そしてフロントには着物を着たスタッフの姿が。
「お客さんの要求はできることはすべてやりますし、できないことでもできる限りの努力をします。あと、お辞儀が違います。中国ではちょっとだけ頭を下げますが、日本式はもっと深くお辞儀をします」

次に案内されたのは、自慢の庭です。
(スタッフ)「枯山水です」
(辻解説委員)「枯山水ですね。日本ですね、ぜいたくですよね」

客室は24室のみ。もちろん畳の空間もあり、スタンダードルームでも126平方メートルの広さがあります(1泊約3万円)。そして…

(スタッフ)「温泉付きです」
(辻解説委員)「温泉付きですよ!自然を愛でながら天然温泉に入られる。日本より日本的な…」

日帰り客も利用できる温泉施設もあり、日本庭園を眺めながら入れる露天風呂が人気です。オープンから2年、大連の人を中心に年間5万人が訪れているそうです。

12万平方メートルもある広大な敷地、ホテルや温泉施設だけではありません。

「ほぼ日本です、ほぼ日本ですね〜。パッとここ(建ち並ぶ豪邸の一画)だけ見ますと、“京都”という感じがしますね」
街路樹にはもちろん桜300本植えられています。そこには中国とは思えない光景が広がっていました。建ち並ぶ純日本風の豪邸、これらは別荘で全て天然温泉付きです。ショールームを見せていただけました。門をくぐるとすぐにプールが。

1階2階あわせて318平方メートルで、販売価格は日本円で約2億円とのことです。別荘は全部で196軒ありますが、残りはわずかに4軒、完売間近だといいます。

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