https://www.jiji.com/jc/article?k=2019030100232
2019年03月01日07時14分

 【ハノイ時事】北朝鮮の李容浩外相は1日未明、ベトナム・ハノイで記者会見し、合意に至らないまま終了した2回目の米朝首脳会談について、米側に要求したのは「全面的な制裁解除ではなく、一部解除だ」と述べ、北朝鮮側から全面解除を求められたとするトランプ米大統領の主張に反論した。韓国メディアが伝えた。

 また、北朝鮮の崔善姫外務次官は、金正恩朝鮮労働党委員長が米朝交渉に対し、「意欲を失うのではないかと感じた」と述べ、協議継続に前向きな米側をけん制した。一方、北朝鮮の朝鮮中央通信は1日朝、正恩氏がトランプ氏と生産的な対話を続けていくことを決めたと報じた。(2019/03/01-07:14)